Jonti「Firework Spraying Moon」
家の3枚入るCDプレイヤーの中に、けっこう長い間入っていたのがJonti。D.O.I氏がGROOVEの連載で「こういうのは暗めに作るとそれっぽく聴こえてイージーですが、明るくされると逆に狂っている感が増殖」とレビューしていて、ますます好きになった。
The Stepkids「Shadows On Behalf」
どのシーンから見ても、一番健全に聴けたのが彼らだと思う。ヒップホップ周りとインディ周りの、どちらからも支持があるような音楽が好きなので、ど真ん中。UNITで見たライブも視覚的に楽しめて、すごく良かった。
DJ Rashad & Gant-Man「Heaven Sent」
これはJukeというシカゴのゲットー音楽について調べていた時に、Planet-Muから出ているコンピ『Bangs & Works Vol. 2』を買って聴いて、その中で一番いいと思った曲。ダブステップよりも早くて悪くて、でもチャラくない音楽がいいな、という気分にぴったりだった。
DJ Shadow「Def Surrounds Us」
DJ Shadowのアルバム『The Less You Know, The Better』は良く聴いた。この曲自体は、2010年に発表されていたのだけど、アルバムに入っていたのを初めて聴いて、ぶっ飛んだ。パーカッションや暗いビートの感じとか、トレンドっぽい要素が入り過ぎてて、トゥーマッチ感が今は少し感じるけど、これぐらい分かりやすいほうが楽しかった。
The Mungolian jet set「Moon Jocks and Prog Rocks」
2011年に、一番聴いた。札幌のPrecious Hallに行った時に、エントランスでもらったCDに入っていた曲。だからレコードもCDも持っていない。ハウスなのか、ファンクなのか、ディスコなのか、レイヴなのか、いろんな方向から来る高揚感が、かなり中毒になった。
Mirko Loko & Stacey Pullen「Tronic Illusion」
2011年も色んな大きなパーティに行って、踊った。一番踊り心地がいいのが、こういうふわっと来るトラック。最後に行った大きいパーティがWOMB ADVENTUREで、それがクソ楽しかったんだけど、そこに出演していたルチアーノのレーベルから。
TOKiMONSTA「Darkest」
TOKiMONSTAは、Low End Theoryで来日していたのを、2年くらい前に見たのが最初。フライング・ロータスのレーベルBRAINFEEDERからリリースされたというのもあって、私も周りの友達もみんな彼女のトラックに夢中になっていた。2011年にelevenで来日してたのだけど、DJプレイ的にも彼女が今年のベストだった。
Beyoncé「Run The World (Girls) 」
2011年の終わりに突然やってきた、ビヨンセ再ブームの到来(自分の中で)。一時期は大嫌いだったディプロのこのトラックも、もう最高だとしか言えなくなった。
A$AP Rocky「Pe$o」
GROOVEのインタビューでDJ TY-KOH氏が紹介していたA$AP Rocky。タイラー・ザ・クリエイターを聴いたときに似たわくわく感を感じた。まだまだ勉強不足なので、これから掘ろうと思う。
Bibio「Anything New」
ここまで連ねてみて、2011年の前半に聴いていた曲をちっとも挙げていなかったと気付いた。SBTRKT、Jamie XX、James Blake、Washed Out、いろんな流行があったし、フェスにも旬なアーティストが来日してたし、どれも楽しかった。そういう前半の忘れかけてた記憶の中でも、良く聴いていたと言えるのがBibio。シンセがネプチューンズっぽいのには、めっぽう弱い。
ちなみに、日常的にはヒップホップのパーティに行くことが多いし、基本的にたくさん聴いているのはヒップホップなんだと思う。日本のヒップホップも面白かったし身近だったので良く聴いた。でも、そうじゃない音楽をあえてたくさん聴くことで、よりヒップホップを楽しむ、というのはずっと同じだ。ビヨンセのトラックが顕著だけど、その他のジャンルの音楽におけるアンダーグラウンドが、そのジャンル内でポップになったとき、ヒップホップが上手に取り入れて消化するという現象が、とっても面白いと思っている。
それとGROOVEの最新号では、"2010年代のクラブ新定番"という特集を作りました。各ジャンルのDJやそのシーンの代表者に対談をしてもらっているので、普段は●●●しか聴かないよ、という人もいろんな音楽について知ることが出来るうえに、意外と他ジャンル同士に共通点があることに気付いたりします。ぜひ手に取ってみて下さい。
http://www.rittor-music.co.jp/magazine/gr/
2012年もとにかくパーティをし続けましょう。
